- フランチェスコ・アレッツォ
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「よいことのために手を取りあおう」
親愛なる友人の皆さま
2週間前、私は自宅の居間で孫たちと遊んでいました。その数日後、私はカルガリー行きの飛行機に乗り、この素晴らしい組織を率いるという突然の責任を負うこととなりました。人生はあっという間に過ぎますが、自分がいるべき場所に導いてくれるものです。
今年度の始まりに、次の明確なメッセージをお伝えしたいと思います:よいことのために手を取りあおう。シンプルながら、力強いフレーズです。ロータリーでは、あらゆる取り組み、日々の奉仕、入会してくる新会員、世界的な課題への対応の裏に、二つのことがあります。それは「友情」と「信頼」です。
強いクラブは、友情と信頼によって築かれます。私たちは、友情と信頼のもとに有意義なパートナーシップを築き、世界的な問題を各地域で解決へと導きます。私たちは、肩書や称賛のためでなく、謙虚さ、人間性、思いやりをもってリーダーシップを発揮します。しかし、実のところ、このようなリーダーシップは必ずしも簡単ではありません。私たちは人間であり、間違えることもあります。意見が対立することもありますが、ロータリーではより大きな視点が求められます。ロータリーのビジョン声明の全文を見てみましょう:
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- 織田 英正
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「地域密着のロータリーを目指そう」
国際ロータリー第2670地区 2025-2026年度ガバナーを務めます高知南ロータリークラブの織田英正です。 本年3月2日に高知市で開催されました RI2670地区 PETS/DTTS では地区内の多数の皆様方にご参加頂き、誠にありがとうございました。本年度のガバナー方針は「地域密着のロータリーを目指そう」としました。前年の夏見ガバナーの方針が「インパクトをもたらそう 青少年に夢を」ですから継続性の 面からも特に大きな変化はないと考えます。本年2月に米国フロリダ州オーランドで開かれたロータリー国際協 議会で国際ロータリーのマリオ・セザール・マルティンス・デ・カマルゴ会長エレクトは「地球上で最も有能なボラン ティアのチーム」としての国際ロータリー(RI)を拡大する計画の概要を示し、成長、奉仕、つながりを大切にして「よいことのために手を取りあおう」と会員に呼びかけました。
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- 宮田 速雄
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クラブ運営方針
1937年(昭和12年)に創立された高知ロータリークラブは2年後に創立90周年の節目を迎えます。
「伝統と格式ある高知ロータリークラブに入会させて頂き・・・」。新入会員の皆さまは入会挨拶で必ずこう言われます。「伝統と格式」。それは、ただ歴史を重ねれば備わるというものではありません。先人たちのたゆまぬ努力と見識があってのことでしょう。
私たちはその先人の意思を受け継ぎ、まずは例会に出席して会員同士の親睦を深め、そして5つの奉仕活動をさらに推進していかなければなりません。
ただ、今世紀に入り世界は大きく変わりました。戦争、紛争、分断、さらにSNSの発達などで社会は不寛容が広がっています。ロータリーの精神とは正反対の方向です。
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